“あの”ワールドユース以来見る気が起きない世代だったんですが

国立競技場で行われたU-21の日韓戦を見てきました。

えーと、来ていた観客の9割くらいは自分と同じ感想を持ったと思うんですけど、

さっさと平山を外せ。


なぜ9割かというと、韓国サポーターも1割くらいはいたから。彼らには、平山が神様のように思えたんじゃないですか。クロアチア人から見た柳沢のように。普通のFWがいれば勝てた試合だったんですけどね。まあ、何とか引き分けに持ち込めてよかったですね。負けてたら暴動起きてたよ。それくらいフラストレーションが溜まった。

いや、あれですよ? たまたまこの試合に限ってどうしようもなく絶不調で、見るに耐えないようなプレーをしてもしょうがないような状況だったんだと思うんですけど、それにしてもちょっと……“酷すぎる”以外の感想が思い浮かばない。

一応言っておくと、ポスト役としては何度か「おっ!」と思うようないいプレーもあるんです。ただ、ことごとくと言っていいほど得点機を潰してしまうからそれも台無し。というか今日、1本でも枠に飛んだシュートってありましたっけ? あなたのポジションはFWなんだから、球を捌くだけで満足されちゃ困るんですけど(いや、いつもそう思うんだけどさ)。

平山ってクラウチを下手にしたようなプレーヤーだなあ、と今日のプレーを見て思った。ある意味、順調に育ってると言えなくもないけどね。ヘナギの後継者が。


それはさておき、今日のMOMは文句なしに水野でしょう。後半のデキ、特に同点ゴールのアシストは出色。クロスの精度、フリーランニング、視野の広さなど今日のメンバーでは頭ひとつ抜けてましたね。U-21だけと言わず、もうひとつ上の代表でもプレーが見たいな。

まあ、全体的には面白い試合でしたよ。平山に代わるFWか、もしくは平山を活かすことのできるフォーメーションを見つけることができればもっといいチームになるという手応えもあり、希望の光が見えた感じもします。今後も平山と心中ってのはちょっと勘弁してほしいので、自分としては新しいFWも試してほしいなー、なんて。