WBC

アメリカは「世界一の日本に勝った!」(あるいは準決勝に進むべきは我々だった)と、韓国は「我々は日本を二度も打ち負かした!」と自信を持ち、キューバが決勝まで来たのでハリケーン被害者に分配金がたくさん行く*1ので、みんなにとってそんなに悪くない結果だったのではないでしょうか。もちろん日本にとっても。
 
今大会の意義をまとめるとすれば「メジャーリーガーが二人しかいない日本と、一人もいないキューバが世界一を争ったこと」そして「アメリカがベスト4にも残れなかったこと」だと思う。これで次は日程なども含めて、開催条件が変わってくるはず(アメリカが有利なように=メジャーリーガーがベストで出られるようにシーズン中開催)。オリンピックもそうだけど、野球が国際化するためには「いかにアメリカが本気になるか」が大事だと思う。その意味でも今大会は大成功だったのではないか。えらいぞメキシコ。

*1:アメリカはキューバ経済制裁を課しているため、今大会でキューバに行くべき分配金はすべてアメリカのハリケーン被害者に寄付し、キューバには一銭も渡らないという条件でようやくその参加が許可された