プレーオフ進出チームも決まり、チームの順位争いはひと段落ですがそんな中、最後まで熱いのが最優秀防御率争い。逆転をかけて渡辺俊介が得意のファイターズ戦に登板。7回無失点なら逆転、ただし1点でも取られたらアウト。シーズン最終戦ですが、ゲームを楽しむには最高の肴ですね。
田中賢介、鶴岡、工藤と来年に向けた若手の起用が目立つファイターズ相手ならどうにかと思う反面、苦手意識のないフレッシュな戦力のほうがかえって楽に打てるかもと思うわけで(もちろん小笠原、セギ様、木元あたりに一発を喰らってもダメですし)。なんにせよ、タイトル争いと若手の成長度合い、どちらのファンから見ても楽しい試合ではないかと。田中賢介なんかはそろそろ尻に火がつく頃だと思うんだけど…。


それにしても、杉内、渡辺俊介、松坂、西口…力のある投手が今年はきっちり結果を出しましたよね。「飛ばないボール」採用の影響もあるのかもしれないけど、2点台前半〜中盤でこれだけの競り合いが見られて良かったと、投手戦大好きっ子の自分はそう思うのでした。今年の改革には交流戦やドラフト制度とかいろいろあるけど、一番の成功は、このボールの採用でしょ(地味だけど)。