「何を偉そうに」とか思われそうだし

ますざぶ公式HPの掲示板に書くのも恥ずかしいんで、自分の考える投稿のコツ。

  • 自分が面白いと思うネタを書くこと
  • 自分を面白いと思わないこと

こんな感じですかね?
やっぱり自分が面白いと思えないようなネタでは他人は笑ってくれないし(例外はあるが)、「このくらいやっときゃ載るだろ」という気持ちで書いたネタって後で見直すと全然ダメなんですよ。やっぱり気楽に、そして謙虚にやるのが一番ですね。うわ、書いてる途中でもう死にたい。

それでですね。「いかにしてネタを載せるか?」という方向に特化してちょっと話をします(あくまで自分の場合、です)。話としては面白くないんで、以下は読みたい人だけ。

いろいろ解法はあると思いますが、載ってるネタをじっと眺めて、その方法論を見つけちゃえば簡単なんですよ。例えば『俺的月間競馬ニュース』の場合、こんな感じに分解できます。

「○○○○(A)、○○して(B) ○○○(C)。」

A:岡部騎手、ペリエ騎手、須田さん、ステイゴールドなど、主体となる人物・馬・団体。
B:核となる出来事(実際のニュースでも想像でも可)。これを思いつけばA→Cという順に自然に決まっていく。例えば、「一場がデビュー7連敗」という元ネタならAに入るのはハルウララ、Cは…という感じ。
C:オチ。既に流れが出来ているので着地点に悩むことは少ないが、字数・表現には細心の注意を払う。


最後に、全体に手直しを加えて完成。

こうやってネタを作っていけば、それなりに数はこなせると思います(質は保証しません。そこから先は本人次第)。

ただ、載ってる本人はよくても、読んでる側としては飽き飽き、ということが往々にしてあるので(特定の人間の家族ネタとか)、そこはちょっと注意したほうがいいかも。決まったパターンがあるということは、裏を返せば応用が利かないということでもありますし。自分が『名画』とか、想像力勝負のコーナーを不得手にしていたのもこのへんが原因かもしれませんね。

この方法でそれなりに数をこなせばネタを載せるのは難しくはないですが、もうひとつ「何か」がないと30〜40P級の大爆発は出来ない、という気がします。ブラックタイドディープインパクト兄弟風に言うなら「隠されたギア」というやつですね(上位陣は隠すどころか毎月出してますが)。一言で説明するのは難しいですが、文章のキレであったり、イラストのインパクト、あるいは発想力そのものの豊かさといった、「強力に主張できる何か」の有無。それが、上位とそれ以外を分けるところだと僕は思います(天分によるところが大きいでしょうが)。

この方法はおそらく上位陣には通用しないだろうと思うんですが、「そこまでは望んでねえよ」という人は試してみるのも一興かと。慣れないうちは苦労するでしょうが、載る“癖”がつけば自分流のメソッドも自然と出来ると思いますよ。


この発想法の醍醐味はネタを分解しているとき。「なんでこんなことのために、こんなに真剣になってるんだ?」と思う瞬間の絶望感がたまりません。まあ、創作って絶望や焦燥感と背中合わせだしね(違うか)。