2月ですよ

さて、いよいよ球春到来ですね! 沖縄、宮崎など各地で12球団と1人がそれぞれキャンプインしました。この時期にはこれをやらねばなるまい、という事でまずはセ・リーグの順位予想です。あ、一応レギュラーシーズンの順位ということでひとつ。

1位 ドラゴンズ
ここ数年は戦力的に大きなプラスもマイナスもないチーム。目下のライバル、タイガースから井川が抜けただけに、セでは久しぶりとなる連覇が濃厚では? 残り9勝に迫った山本昌の200勝達成なるかも注目。期待の若手は中里。そろそろ岡本あたりに取って代われるだけの力はある。あと、森岡はいつになったら出てくるんでしょうか。

2位 タイガース
去年は赤星の不振が得点力ダウンにつながった。さすがに今期は巻き返してくるはずで、打線は昨シーズンより期待できるだろう。問題は投手陣。井川は完投能力のあるピッチャーだったので、単純に勝ち星だけでなく、200イニング以上の投球回も他のピッチャーが埋めなければいけない。そこをどうするかが見えてこないのでこの評価。

3位 カープ
大竹のデキ次第。といっては身も蓋もないが、能力を感じさせるだけにあの成績は歯がゆい。いや、そこがまたいいんですけどね。新井とか永川とか、すごい能力があるんだけどどこかに穴がある選手、先生大好きです。個人的な期待も込めて3位候補に抜擢。黒田という絶対的なエースがいるだけにプレーオフにさえ出られれば面白い。期待の若手は井生、松本高、吉田。

4位 スワローズ
たしかに岩村が抜けたのは大きいが、それよりも土橋、(選手としてそう多くは期待できない)古田など、黄金期の「勝ち方を知っている選手」が減りつつあるのが痛いのでは? プレーオフは不可能な目標ではないだけに、そこに滑り込めれば。期待の若手は田中浩、川端、ユウイチ。外国人の補強が上手いチームだけに、新しく入ったガイエルとグライシンガーにも注目。

5位 ジャイアン
三国志大戦で言うと大量生産デッキみたいなネタチーム。小笠原は獲得できても、弱体投手陣という根本的な病巣が改善されていない以上、この辺が妥当なところかと。他に谷なんかも補強したけど、清水の例を見るまでもなくアベレージヒッターはたぶん用なし。あ、そろそろ小坂返してくれません?

6位 ベイスターズ
ここ数年のドラフトの失敗で、本来チームの主軸となっているべき20代後半〜30歳の中に主力が少ないのが問題。若手や中堅選手には、工藤の練習や自己管理を無形の財産として感じ取ってほしいものだが、もう少しの間は我慢の年が続くはず。鈴木尚の起用法次第で打線の厚みは増すだろうが…。期待の若手は山口俊、藤田。


本文では書き忘れたけど、スワローズの高市がどれだけやれるかが楽しみです。「高市マジック」と呼ばれた投球術はプロでも通用するんでしょうか。