球場外の空気に秋の気配を感じた

仕事が終わり、いそいで幕張へ。駅を降りると、「本日のチケットはすべて売り切れましたー」とのアナウンス。「まあいいか、ダメならクラブセガ幕張(ゲーセン)でも行こう…」と、暗澹とした気分でマリンへ。しかし当然チケットはなく、知り合いとメールでやり取りしながら球場周辺をうろつく(諦めきれなかったので)。


すると、こんなものを発見。すぐさま飛びつく。ちなみに、流れている映像は球場内放送と同じもの。


場内じゃなくテレビで見たことによってまた違う感想も生まれたので、これはこれでいい体験。いや、負け惜しみじゃないよ?

あとで仰木さんが「あの出来の黒木を打てないということは、ウチの打線がその程度だということ」と言ったのもうなずける話で、とにかくストレートが甘く入る。5回、1死2塁で平野に投げた真ん中高目なんて「うわっ!」と思って目をつぶりたくなるような球なんだけど、なぜか打球は外野の頭を越えない(定位置前方への中飛)。それを「気迫」という一語で片付けられれば楽だけど、今日はオリックス打線の非力さにもかなり助けられたと思う。ホークス、ファイターズといった、長打があるチームと対戦するときが本当の試金石。