俊哉さんへの返答

下の欄にレスしようかと思ったんだけど、長くなるのでこっちで。

他球団を退団した選手を獲得するのは、シーズン中の補強としては悪い方法じゃないんですよね。それなりに戦力として計算はできるし、面倒なスカウティングをすっ飛ばせるというメリットもある。ただねえ、なんというか…何でもかんでも獲りすぎなんですよ。

巨人のフロントは、「契約のトラブルなど何らかの理由で退団した選手(=力はまだ通用する)」と、「単に通用しなくなったから解雇された選手」の区別がついてないと思うんですよね。前者の例はペタジーニ、メイなどで、後者はペドラザ、ランデルなど。

「その選手の今まで残してきた成績」ではなく、あくまで「いま現在どんなレベルのプレーができるのか」というのを本当に見ているのかな? と言いたくもなりますね。まあ、これは退団選手のみならず外国人選手全体の獲り方にも言えますが(そして巨人だけじゃなく球界全体にも)。

例えば、最近の選手でいうとキャプラー。守備力を重視して補強するというのなら、FA宣言してた大村(近鉄ダイエー)で用は足りるんですよ。でも結局、大村はホームランバッターじゃないから「じゃあ外人で」という思考になってしまう。「元メジャー」という単純な肩書きだけで獲ってくるから日本の野球にも対応できないし、結果も残せない。

そして何度しくじっても、球団には金があるから失敗を省みない(ように見える)。安易な方向に流れすぎ、というのは自分も同感ですね。

今回のマレンが成功するかどうかはわからないですが、中途半端な中継ぎ兼敗戦処理として終わりそうな予感が。ま、どんな投手でも阿部のリードじゃ活躍は難しいと思いますよ。フォーク要求しすぎ。


「じゃあお前がやってみろ」と言われたらごめんなさいするしかないけど。