例の少年犯罪について

いろいろと言いたい事はあるんだけど、まあ報道は相変わらずだな、と。

PS2が国内累計で2000万台も出荷している昨今、ゲームに触ったこともない子供は稀でしょう。じゃあ近年の少年犯罪は全てゲームが原因? それならゲームを禁止すれば少年犯罪は全くなくなりますね。そんな単純な話じゃないわけで。
 

アメリカ化する社会であったり、変化しつつある社会通念や親の教育など、検討すべき要素はたくさんあります。複合的なものなので分析は難しいでしょうが、だからといって「ゲーム」という一側面しか取り上げないのでは視野狭窄というものでしょう。

そもそも今回は、「いじめられた本人じゃなく、学校に仕返しに行く」という時点ですでにおかしい。本人自身の問題ですよね、これ。またあの教授に話しを聞きに行くのかと思うとウンザリ。ヒゲさん頑張って。


あとはもう一つ、学校側のセキュリティ対策について。
これは極端な話、こういう犯罪を防ぐのは無理でしょう。テロを完全に防ぐのが極めて難しいのと同じ理屈です。どんなに対策を取ったところで、やる奴は結局やる。どんなに学校のセキュリティを強化しても、学校外でやられたらどうしようもなかったりしますし。一定の抑止力となるような防御は必要でしょうが……うーん。どうしたらいいんでしょうね。


文集の中に、某F通の名前があったのがアイタタタって感じでした。