カザフ戦の感想

最初に言っておくと、開始15分で寝た奴が書いた感想です。あと長いです。最後の一行に要約があるので、読むのが面倒な方はそちらをどうぞ。


まず、テレ朝の「最終予選に向けて絶対に負けられない戦い」というテロップに失笑。確かに負けられない戦いであるのは事実。だが、それは「ここで負けているようではお話にならない」という意味でしかない。僕らはいつまでこの風化したコピーに付き合わなければいけないのだろう。


で、対戦相手のカザフについて。高さや速さがあるわけでもない、中盤のチェックが速いわけでもない(それ以前にチェックに来ない)。攻撃にアイディアがあるわけでもなく、そもそもモチベーションすらない。ゆえに脅威に感じられるものは何もなく、ただ日本が相手を押しつぶしていくのを待つのみである。


…こんな試合、見てられるか。


もちろん日本が勝つのは嬉しいし、大量点差でリードしていれば安心できる。ただそれも、均衡した試合での痺れるような緊張感、充実感に代わるものではないわけで。見ている分には実につまらない試合でした。このゲームの位置づけも微妙だしね。

開始5分で「これにあと90分以上(ハーフタイム込み)付き合うのはきついなあ…」と思い始め、松田が混戦から押し込んだところで「もう何も起こらない」と確信、そのまま就寝。11時ごろに再び起き、ネットで結果(4-0だそうな)を確認した後は、スーパーサッカーも見ずにコサキン聞いてました。


他に話題もないし、明日のスポーツ新聞では“快勝”などと報じられるんでしょう。しかしこのレベル、この状態の相手ならチャンスを量産するのも、ピンチを招かないのも当然のこと。最終予選もそれほど苦戦しないと僕は思うんですが、必要以上に危機感を煽るのも、同様に成果を過大に報道するのも止めてほしいところ。


まあ、この試合の感想を要約すると。実につまらない試合でした。この試合に何万人も観客が動員できるなんて、日本のサッカー界は実に幸せだとは思いますが。